全ては結果の解釈しだい
資格試験を受験すれば、合格か不合格の結果は必ず出る。
結局のところ、結果は常に正しい。
合格した人は、合格するだけの努力をした人。不合格になった人は、合格するだけの努力をしなかった人。結果が来なかった人は、棄権して受験から逃げた人。
全ての人に、正しい結果が来ている、ただそれだけである。
当サイトに来ている人は、何らかの資格試験を既に取得している人も多いようだ。ならば、振り返ってみてほしい。過去に合格した資格試験はどのくらい勉強したのか。比較してみてほしい、合格した資格試験と不合格だったときの資格試験の勉強量を。
資格試験というのはある意味極めて単純な試験だということができる。なぜならば、やることをしっかりとやった人は必ず合格することができる、ただそれだけだからである。
資格試験の受験指導を長年実施している人間として、極めて不思議なことがある。それは、なぜ同じ講義を受けて、同じ勉強方法で勉強をしているのにも関わらず、合否の差が付くのか。普通であれば、全く同じ条件下であれば、差は付かないはずであるのに。
しかし、受験指導者には見えないことが1つだけある。それは、その人の学校以外での勉強量である。
つまり、学生であれば学校に来ている間は指導者の管理下に置かれるわけで、1日の大半を勉強をすることに費やしている。だから、難関資格試験であっても、全寮制などに通学する人は軒並み合格者が高い。
しかし、通学生の学生や社会人の場合には、自宅でどの程度勉強しているのかまでは管理することは不能である。もちろん、やってできないことはないが、そこまですることはマンツーマンで本当に少数指導を行う等の場合を除いて困難である。
であれば、自宅あるいは学校以外でどのくらい勉強量をこなしたか、それが結果に反映されているだけだといえる。
そして、実際に不合格になった人はその事実に気付いている。しかし、また同じことを繰り返し、結果的に何年も同じ状態を継続している人が多い。これを、受験校にお布施している優良受講生とか、上級受験者というが、いずれも皮肉交じりの呼び名に過ぎない。
受験者に上級も初級もない。合格していない以上、ただの人である。
自分に突きつけられた結果をどう解釈するか?
その解釈が非常に需要である。合格した人は、がんばったという事実を評価されたわけである。しかし、その先には更なる困難が待ち受けているかも知れない。合格して終わりではないからだ。
不合格だった人は、努力が足りない事実を突きつけられたのかも知れない。でも、そこにはがんばればできるという気づきだったり、敢えてもう一度チャレンジすることの重要性を教えてくれているのかも知れない。
実際に、不思議な話というものはたくさんあるものだ。
超難関試験にどう考えても合格すると言われていた受験生がまさかの不合格。しかし、彼は腐らずに何か意味があると信じて再チャレンジ。結果的に合格し、その経験を活かして本を出版、今では受験界のカリスマとして君臨している。もし、不合格という事実がなければ、出版もなければ、受験指導をすることもなかったかも知れない。不合格という事実があるからこそ、受験者の気持ちがよく分かるようになり、今の仕事に就くことができた。
こういった事例はたくさんあるが、もちろんそれは単なる偶然かも知れないし、見えざる神の手が働いている可能性もある。
いずれにしても、結果は事実であり、全ては必然と考える。
つまり、自分の周りに起こること全てを「受け入れる」ことができれば、もっともっと先に行けることは事実なのだ。
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