答案は書き方次第で得点が変わるので重視する必要がある






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採点する人の立場になってなって記述するだけで得点が伸びる!

白紙解答が多い中、まずは何かを書くというのが記述試験対策としては重要になります。一方、記述の仕方、すなわち書き方によっても採点者から見れば、得点を上げたくなる答案と、減点したくなる答案が存在してもおかしくはありません。

採点者も人ですから、答案に対する印象点というものが存在する可能性があります。仮に、そのようなことがなかったとしても、やはり丁寧に書くことで、記述式問題で1点でも多く獲得することができれば1級販売士の場合にはかなり有利になります。

そこで、今回は記述式の中でも特に「マス目」の対応についてご紹介していきます。

一般的な記述式問題への対応については、以下のページを参照してください。

マス目への対応

以下、マス目型の記述式解答欄への記述方法として、良く質問される書き方をご紹介していきます。あまり紹介されていませんが、他の記述式試験では徹底するように指導される内容ですので、是非、押さえておいてください。

書き出しは空けない

 


上のパターンでは、書き出しを1文字空けています。しかし、本試験では特に空ける必要はありません。1文字空けるというように指導している学校もあるようですが、空ける必要はありません。

行頭禁則


き、

行の頭は句読点やカッコで始まることがないようにします。上のパターンでは、テンから始まってしまっていますので、下のパターンのようにします。

行末禁則


「難
 

行末は最後にカッコが来ることがないようにします。

段落替えはしない

マス目解答の場合、文字数稼ぎや読みやすさ、印象などを狙って段落替えを行う人がいる。しかし、段落を替える必要はなく、そのまま後に続けて書き進めてよい。

一般的に、300文字以下の記述内容は「文章」とみなされないため、段落替えは不要とされる。文章とみなされないために、最初も1文字空けることはしないのである。

段落替えをしない代わりに、読みやすさを重視するならば1文を極力短くするのが良い。これは、長い文章を書いて矛盾を生じさせないためにも有効となる。

口調は「だ」「である」

1級販売士の記述式試験は、ハンドブックに近い内容が書ければ高得点を狙える。ハンドブックに書かれている口調は、「だ」「である」調であり、「です」「ます」調ではない。

「です」「ます」調の方が丁寧であるという受験生もいるが、資格試験の解答で「です」「ます」を使うことはない。(口述試験、面接試験ではです・ますとなる)

略語は使用しない

例えば、顧客満足度をCSとは書かず、「顧客満足度」としっかりと書くようにする。これは、CSとは他の意味を持つ可能性もあり、必ずしも顧客満足度を指すとは限らないことによる。もちろん、問題文に略してよい旨の指示があればそちらに従う。

同様に損益計算書をP/Lと略すということは避ける。文字数を稼ぐ意味でも、しっかりと記述するようにした方が無難だと言えるでしょう。



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